いつも治工具や金型部品を製作している弊社にも
時折いつになくHOTなご依頼が舞い込んできたりいたします。
それは、カッコイイ車のドレスアップパーツの製作です!(言い方が素人でスミマセン(^^;))
一宮市のオートスタイリングショップdort (ドルト)さんからたまーに楽しいご相談があるんです(^^♪
dortさんの扱う車はこんな子たちです!
かっこいい~♪フェラーリやランボがいたりすることも♪
ちなみに左上M4の鼻先にちらっと映ってるのはわたしのローバーミニクーパーですよ(^^;)
こちらについてはまたいずれご紹介したいようなしたくないような・・・
今年の1月に千葉県幕張メッセで行われたTOKYO AUTO SALONに出展された某メーカーのデモカーのフィッティングパーツも製作支援させていただきました!
もちろん図面もデータも製作期間も無し!年末差し迫ったなかでの現物合わせの1発加工勝負でした。
このリアスポをこんな角度でつけたいと・・・(^^;)
形状を紙に移し、CAD上で取付位置や角度を考慮しつつできるだけ悪目立ちしないようにモデリングします。
まず2次元CADで設計します。dort社長の指示に留意しながらも気分は空力エンジニア♪
中間ファイルで3次元CADにトスして3Dモデル化し、3D-CAMで加工プログラムを作成します♪
治具をつくり、それに取り付けた母材をマシニングでシュバババッ!と3D切削!
車体とリアウイングの取付け穴、ネジの加工もしていきます。そして、ジャジャーン!
さすがdortプロデュース!めちゃくちゃかっちょいいではありませんか!
うちの仕事の部分はほとんど写っておりません(^^;) ※画像はdortホームページより引用
では次をご紹介します。
じゃじゃーん!私にしてみれば超ド級のもはや軍用車HUMMER-H1!!
※ちなみにdortさんは普段は欧州車主体のお取り扱いですので、今回はイレギュラー、ご留意くださいませm(_ _)m
背面タイアの保持剛性をアップする部品を製作せよとのご依頼です!(楽しそう~♪)
こんな感じ、大人3人でも持てないゴツさと重さ(^^;)
車両リフトで降ろして測定します。
3点マイクロとか持って行ったけどモノがデカ過ぎて役に立たず(TT)
背面タイヤを外すと取付部が露出しましたが、確かにボルト3本は不安かもですね~
例によっていつもの下手なマンガ絵で部品図のあたりをつけます。
2次元CADに落とし込み、材料手配と加工の工程を組みます。
定規で測ったくせに公差h7で強気の精密加工指示! あ!HAMMERじゃなくてHUMMERですね(^^;)
そしてふたをして3分待つと!?(うそですよ!!)
はいっ!旋盤加工終わり!
さらにふたをして3分蒸らします(うそばっか(^^;))
PCDにあわせたボルト穴加工完了!
定規で測ったのにガタ無く見事ぴったり!でも感動のあまり写真撮り忘れてしまいました(-_-;)
dort社長の経験に裏付けられた勘?すごいなぁといつも思います。正直お仕事のジャンルは全然違いますが、勝負どころの決断力、わたしも見倣いたいです。
ちなみに弊社では車両に関する専門知識がありませんので、欧州車のパーツ製作のご依頼を直接受け付けはしておりません。
まずはdortさん等専門家にご相談されることをお勧めいたします♪
では皆様!これからのドライブシーズン。無事故無検挙(?)の安全運転で参りましょう~!
感謝!